雑誌&付録【4】:アニメージュ
2005/05/30「月刊アニメージュ 1990年2月号(VOL.140)」 発行元:徳間書店 表紙イラスト(セル原画):菊池通隆 特集内イラスト:奥田万つ里、美樹本晴彦、結城信輝、後藤隆幸、 松崎明美、梅津泰臣、なにわあい、黄瀬和哉 判型:A4判
名古屋城Tシャツ
2005/05/09名古屋城Tシャツ 学生時代の課題作品より。 「名古屋城のお土産として売られるTシャツの図案」というお題でした。 「程よいダサさ」を意識しつつ、 名物の金の鯱(しゃちほこ)を素直に取り入れたデザインに。 ただ、これを「NAGOYA」と読ませるのは少し苦しいかも。 ところで、鯱には火災除けのお守りとしての意味が込められているそうです。 そして、その原型はマカラ(インド神話上の海獣)であるとか。 先代八部衆の闥婆王 の名前に使われている、あのマカラです。おお! 思わぬところで「シュラト」つながりな課題でした。 追記:「WCR24御礼(2014/06/30)」より 「WCR」=「Webclap Ranking」 「『WCR御礼より』について」 「WCR御礼より」追加記事一覧 上記のとおり、こちらは学生時代の課題作品で、 「観光地のお土産らしく、そして名古屋らしく、ベタでちょっとダサいライン」 を狙ってデザインしたものでした。 一応、この1対の金鯱は、天守閣についているとおり雌雄という設定で、 上の「G」をバックにしている方がオスで 下の「O」をバックにしている方がメス、です。 厳密には、雌雄で鱗の数が違っていたりするそうですが、 そこらへんは、まぁ、気持ちの問題で……。 あと、このコンセプトとしては海外からの観光客のことも意識していて、 「ゲーイシャ! ニーンジャ! フジヤーマ!」な方々が 「ワーオ! シャチホーコ!」みたいに喜んでくれるといいなぁ、 なんてことも想定したりしていたのですが、 国際的には金の鯱の知名度って、どんなもんなんでしょうね? 名古屋人的には金鯱は専売特許みたいなイメージもあるものの、 別にこれ、名古屋限定ってわけでもないんだよなぁ、実は。 そこらへんの謎はともかく、この作品には、 制作にあたってみんなで名古屋城へ出かけたり 実際にシルクスクリーン印刷でTシャツにプリントしたりして、 楽しかったなぁ、という思い出があります。 鯱も、私なりにちょっと可愛らしく図案化できたかな、 と今でもけっこうお気に入りな1枚です。 と、今回はこんな感じで〆。 拍手を送って下さったみなさま、ありがとうございました!