小説版第二部予想【1】:現状整理

 2004/04/05 

シュラト 小説版第二部予想

……って、どこから整理すればいいのか迷うなぁ。
ひとまず、第6巻終章(転章)をかけあしでまとめてみました。
はしょりすぎていてごめんなさい。

第6巻終章

天空殿

親友同士の激しい戦いの末、ガイは狂気の笑みを浮かべながら、
黒い光とともに消えて行った。
その光景を見つめながら意識を失うシュラト
傷を負ったラクシュもまた、シュラトの手を握ったところで動かなくなってしまう。
シュラトを守るためにガイの攻撃を受けたヒュウガも、倒れ込んだまま動かない。
そしてレンゲは、インドラの死によって心を閉ざしてしまっていた。
遅れて到着したレイガカーリーは、その惨状を目の当たりにする。
その時、ようやくヴィシュヌが石化の術から復活し、
天空界がその清浄なソーマで満たされる。
しかしそれは、直後に天空樹の真下から異動宮が出現するまでの、
まさに一瞬の安らぎだった。
崩壊してゆく天空樹から浮上した天空殿は、北に進路をとる。
天空樹を取り囲むように待機していたデーヴァ神軍の各軍も、
それを追って移動していった。

異動宮

「ひさかたぶりに楽しもうぞ」。
邪悪なるアスラ神軍の長・破壊神シヴァは、恐ろしいまでに美しい笑みを浮かべていた。
そして、ビカラを控えさせた彼の眼前に浮かぶ、銀色の髪の少年ーーガイ
宿命は未だ断ち切られていなかった。

天空樹第三楼ディーガ地方

リョウマの決死の一撃によって倒されたアカラナータは、
黒こげの首だけになってもなお生きていた。
爛々と輝くその眼に、龍王への復讐の炎を燃やす。
大地が崩壊する中でそれは、黒のソーマに包まれながらも奈落の底へ落ちていった。

天空樹

倒れゆく天空樹の幹に立つミトラは、静かに紫の瞳で異動宮を見る。
「真の戦いが始まるか……」。
時は天空暦サーマ9989年、緑の月、6日。
この日、サーマ暦は終わったーー。

まとめ

やっぱりミトラ様ってかっこいいなぁ(ほわーん)……。
……いや、そうじゃなくて(そうだけど)。
こうやって改めて書き出してみると、
「どうなっちゃうのよエエ!?」って感じで……ほんとにもう。
瀕死だったみんなも、ヴィシュヌ様の偉大なソーマで癒されるのですが、
レンゲの心の傷はそのままなんだよね(エニックス版より)……。
また、アニメ版では、ヴィシュヌ様の復活直後に
ダン・クウヤ・リョウマも蘇生しているのですが、
小説版ではそのあたりのことにはまだ触れられていません。
ああー、それも気になるよー!
そうそう、あかほりさんは、小説版第二部の展開について
あとがきでもちょこちょこ書かれていますので、それもまとめておきますね。
これらはあくまで「当時」の「予定」に過ぎないのでしょうから、
その後プロットが変更された可能性も十分にありますが、とりあえず。
  • テレビシリーズとは大幅に変わる
  • 三国志のような戦争、戦争、また戦争というような形
  • 一応、須弥山も出るらしい
    (以上、エニックス版4巻)

  • 新たな「大戦」が勃発して2年後の世界からスタート
  • アカラナータは最後の最後まで居座りそう
    (以上、エニックス版6巻)

  • レンゲは第7巻以降も思わぬ活躍をする
    (スニーカー版2巻)
うう、ほんとにどうなるんだろう。どうなっちゃうんだろう。どきどき。
……というその不安と期待が、私の中では今どんなふうに落ち着いているのか、
というのを書き出してみたコンテンツです。
できれば、めでたく小説版が完結してから
「私はこんなふうに予想していました」って公開したかったなぁ。
続きはいつまで待たされるのやら……。
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