先代八部衆【5】:那羅王シーター

 2003/12/22 

シュラト 先代八部衆プラス


見た目を裏切るお姫様

可憐な容姿とたおやかな雰囲気を持つ紅一点(外見年齢は20歳前後)。
ただし、口調は穏やかながら言いたいことははっきり、きっぱり。
普通なら避けて通るところにズバッと斬り込むような発言も
しばしば飛び出すが、
それも無神経ならぬ無邪気さゆえ(ハイ、ここ大事!)。
言っていることは正しいので誰も反論できないし。
そして、その場の空気が固まったのには数秒遅れて気付いても、
原因が自分にあるとは思いもよらず「?」、なんて光景はもはや日常的。
他の面々は慣れるまで少々時間がかかったらしい。
いや、真面目で優しい女の子なんですけれどね……。
彼女を遠くから見ているだけで直接話したことのない下位の神将や候補生の目には、
いわゆるマドンナのように映っているかも知れません。
「守りたくなるようなお姫様」といった風情とは裏腹に、
八部衆の一員なだけあってむちゃくちゃ強いです。
スピード型というよりパワー型なんだけれど、小回りの利く感じ?
ただし、レンゲみたいに男性一般に対抗意識を抱いたりはしていません。
それでいて、性格的にはレンゲよりも男っぽいというか、
きっぱりさっぱりしたところがあると思っています。
そしてまた、他者からの好意にも悪意にも鈍感という、
ストレスの溜まらない性格の持ち主でもあったりする。
幼少期は、年の離れた4人の兄に蝶よ花よと可愛がられて育つ。
両親を物心つく前に亡くしているが、兄たちに溺愛されていたため、
そのことで淋しさを感じたことはほとんどない。
無邪気で素直な性格の基本はここで培われるが、
まっすぐすぎてややデリカシーに欠けるという弊害もまた、ここが発端となる。
生まれ育った村(天空樹の遥か南)がアスラ神軍に襲われ、
4人の兄も幼い彼女を守るために目の前で次々と命を落とした。
そのショックで一時的に精神的に非常に不安定になる。
(もしくは、口も利けなくなってしまうとか、生気が極端に乏しくなるとか)
しかし、保護された先の孤児院にて温かいサポートを受け、
少しずつ本来の明るさを取り戻していく。
「守られるばかりではなく、みんなを守れる人になりたい」
と神将になることを志願し天空殿に上がったのは9歳の頃。
候補生時代の前半は、能力的には決して優秀ではなかったが、
12歳の時に起きたとある事件を境にソーマ力etc.が著しく成長していき、
御前試合では準優勝という好成績を修めるほどになる。
夢を叶えてついに神将になったのは13歳の時。
当時の摩利支天と恋仲……、というのはどうだろう。
部内恋愛も良いものですが、ここはひとつ、マリーチ救済企画として提案。
でも、うちのシーターさんはこんななので、
負けないくらいくせのある人かアナンタ並みの超いい人か、
どっちか両極端なんだろうなー、きっと。
ちなみにそのお方は、シーターさんよりも先に戦死してしまうのですが。
って、これのどこがマリーチ救済企画なの?
それはともかく、「大戦」時に八部衆と十二天聖がそろって非番なんてことは
めったになかっただろうから、逢い引きもままならなかったに違いない。むむむ。
……いやいや、障害が多いほど恋の炎は燃え上がるものなのさ。
ちなみに、同じく数少ない女性神将であるトライローとは仲が良かったのかどうか、
私にはけっこう大問題なのですが、
特に親しい間柄というわけではなかったように思っています。
シーターさんはともかく、
女王様はプライドが高いし一匹狼みたいなところがあると思うので、
誰かとつるんでいる姿があんまり想像できないんですよね。
(獣牙三人衆は一匹狼ばかりのトリオだからこそ
チームワークがとれているんだろうなー、と)
それに、女王様はアカラナータのことしか眼中になかっただろうし。
……ああ、でもどうだろう、
アカラナータとアナンタほどではないにしても、
彼女たちも案外仲良くしていたかもね。恋愛相談していたりとかね。
(2人とも、そういうこと誰にも相談しなさそうではあるけれど)
黒髪美人、8人部隊の紅一点、触媒が植物、と共通点も多いことですし、
そっちの方がうれしいけど、うーん、うーん、考え中。
漠然と、彼女の身長を173cmあたり(ヒール込み)と想定しております。
それでいて、小さい時はおちびさんだったりすると可愛いなぁと思う。
ついでにいうと、トライローは180cm超えでもいい気がします(ヒール込み)。
うーん、ちょっと大きいかしら。
でも、スポーツ選手やモデルさんには背の高い女の人ってたくさんいるんだし、
天空界でもこれぐらい別に珍しくはないんじゃないかなぁ。

ギャグ編用補足

この人は……どっちだろう……。
普段からボケもツッコミも器用にこなしているような。しかも素で。

判断材料etc.

アニメ版で一目惚れ。
あの切ない瞳が! 憂いを帯びた表情が!
ぐわー、好きィ! って感じで……ほんとにもう。
それに黒髪至上主義と女の子びいきが加わっているので、妄想歴は長いです。
設定資料として載っているのは、もうちょっと勝ち気そうなお顔なのですが、
せっかくのマイ設定なので第一印象を優先させています。
やー、この人ね、最初はお姉系にするかお嬢系にするか迷ったんですが、
当時のデーヴァ神軍にはあのトライローもいらっしゃったということで、
後者に落ち着きました。
エニックス版小説第5巻にのみ登場しているたった一言の台詞も、
レンゲとは違って女性的な口調だったし。
そもそも、私にとっての「戦うヒロイン」の原型は
「超電子バイオマン」のピンクファイブなのです(すでに記憶はおぼろげですが)。
とても戦士には見えない女の子が周りに負けずに大活躍!って、
素敵だと思いませんか? 見た目を裏切るタイプって好きよ。
……が、紅一点ということで気合いを入れて妄想しているうちに、
何だかちょっと……変な人に……。あわわわ。
そうそう、ファザコンなレンゲとの対比として、
シーターさんには軽めのブラコンという属性を追加してみました。
あと、紅一点な状態でも自然体でいられるのは、
幼いうちからすでにそういう環境に置かれていたからだと思います。
男所帯こそ、彼女にとってはデフォルトなのです。たぶん。
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